「寒中御見舞い申し上げます」 社会の不条理を糾す会 代表世話人 阿形充規

「寒中御見舞い申し上げます」 社会の不条理を糾す会 代表世話人 阿形充規
時下益々御清祥の段大慶至極に存じ上げます。常日頃の御厚誼に対しまして深く深謝しております。

先ず冒頭に、昨年九月十二日に大変お世話になった、恩義あるお方が逝去されましたので、喪に服し年頭の御挨拶は控えさせて頂きましたことを御報告申しあげます。

昨年一年を振り返って見ますと、国内の情勢は勿論のこと、世界の情勢も著しい激動期を迎えているのではないかと、感じ取っております。
一昨年我が国では、桝添前東京都知事に、政治資金規正法に抵触する数多くの疑惑が浮上し、職を辞することになり、同年七月に、都知事選挙が行われ、他候補に大差をつけて、小池百合子候補が圧勝し、八月に都知事に就任しました。
昨年都議会満了に伴い都議会議員選挙が行われましたが、小池百合子が「都民ファーストの会」を立ち上げ、小池ムードに便乗した候補者達がほぼ全員当選し追加公認を合わせて五十五議席を獲得し、都議会第一党に躍進しました。
国政では、安倍首相が森友学園や加計学園問題で、野党からの厳しい追及を受け、民意を問うとして、安倍首相が衆議院を解散し、衆議院議員選挙に打って出ました。
それに抵抗し野党が連携して政権交代を目指す動きをしましたが、結果的には小池百合子が「希望の党」を立ち上げたことにより、野党連合の夢が打ち砕かれて、民進党の前原代表が、政権奪取を目指すとし小池百合子に便乗連携したことにより、民進党は空中分解してしまい、国政には小池ムードが通用せず、政権奪取を果たすことができず、自民党政権を延命させることになってしまいました。
私は、この勝利を得た安倍政権が、驕り高ぶり、独裁的な道だけは歩んでもらいたくないと念じております。
又一昨年 天皇陛下の御言葉があり、それに端を発し 天皇陛下の御退位と 皇太子殿下の御即位の問題が急速に進み、最終的に、昨年十二月八日に、来年の四月三十日が御退位で御即位が五月一日に行われることが決定いたしました。
私は御皇室の儀式に対しては、恐れがましく言葉を挟むつもりはありませんが、この日を定めるに当たり、来年三月三十一日の御退位で四月一日御即位の案も上げられていましたが、この案は、年度末にぶつかり、国会の予算委員会が開催され、統一選挙も行われるとのことで否定的になり「静かな環境で平穏無事に一連の儀式を終えるため」として、この日程を、来年の四月三十日に御退位で、五月一日に御即位と定めたようですが、私が申すまでもなく、五月一日は例年、メーデーが全国規模で開催される日となっており、このメーデーが、毅然とした態度で行われるならば、何等案じることはありませんが、過去の昭和二十七年五月一日に行われたメーデーでは、一部暴徒化した者達が、天皇制打倒・皇居広場を解放し人民広場にしろ、などと奇声を発し、警備に当たる警察官と乱闘騒ぎとなり、二名が死亡し「血のメーデー」という暗い汚名を歴史の一こまに残しているのであります。
従って我が国内には、未だに御皇室の存在に対し、批判的な考えを持った組織や、人達が数多く存在しており、それらの者達がメーデーに加わり、暴徒となる危険性がないとは言い切れません。
確かに三月三十一日・四月一日は政府発表の通り、予算委員会、統一選挙など、なにかと忙しい時期に当たるかもしれませんが、国の行事や政治に関わることを優先し、御皇室の慶事の儀式を疎かにすることはもってのほかのことであると憂いています。
これらの点を鑑み、政府は、しっかりとした警備体制を整えることは勿論のこと、私たちも一連の儀式が、厳粛に滞りなく執り行われることを念じて対処しておかなくてはならないと思料いたしております。
一方世界に目をむけて見ますと、北朝鮮の核開発とミサイル問題、EU離脱問題、西欧諸国の独立問題、シリア・イラク・アフガニスタンの内戦問題、アフリカ諸国の政局不安定問題など、世界の情勢は揺れ動いております。
又人類を滅亡の危機に追いやる核問題、地球温暖化問題、原発事故問題など、将来に向けて取り組んで行かなくてはならない、大きな問題が山積いたしております。
我が国内の状況に目を向けて見ますと、政治家や官僚の不祥事、企業の不正行為、頻繁と繰り返される凶悪犯罪など、蔓延している数多い不条理な諸問題に対し、私たちも背を向けていてはなりません。
私は、昨年の初めに四年前に立ち上げられた「社会の不条理を糾す会」の代表世話人に就任いたしました。
その役職の重さをしっかりと胸に秘めて、運動に取り組むと共に、日本国の永遠の平和と繁栄のために、そして世界平和を構築させるために、尽力して行く所存でございますので、何卒今後とも宜しく、御指導御鞭撻賜りますよう伏してお願い申し上げます。
尚、末尾となりますが時節がら呉々も御自愛下さい。 

平成三十年一月吉日

 

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