南京の真実

南京事件の歪んだ歴史観を正せ!!

真相は「伝聞の一人歩き」

極東国際軍事裁判(東京裁判)で、いわゆる「南京事件」について、検察側証人の一人だった南京アメリカ教会牧師のジョン・G・マギーは、あらまし次のような証言をしている。
「日本軍の暴行はほとんど信じることが出来ないほどひどいものであった。三十人から四十人の日本軍が一団となって、殺戮行為を組織的にやった。
しばらくすると、南京市内の至る所に中国人の死体がゴロゴロ横たわるようになった。
日本兵に連行された中国人は機関銃や小銃で殺され、銃剣で刺殺されたという例が沢山あった。
強姦は至る所で行われ、多数の婦人や子供が殺された。もし婦人が拒絶したり反抗したりすると突き殺された…。」
この証言に対し、反対尋問に立った米国人弁護人、アルフレッド・W・ブルックスが「証人自身が不法行為、または殺人行為の現行犯をどれくらい目撃したか」と質問したのに対し、マギー証人は「一人の事件だけは自分で目撃した」と答えたという。
目撃された一例を軽んじる訳ではないが、このように、極東国際軍事裁判は証言のほとんどが、また聞きの伝聞であったことは厳然たる事実である。
日本においては、新しい中学教科書に、伝聞が一人歩きをしているような記述があるということで、削除要求決議をした地方議会もある。
終戦を機に墨を塗られたり、削除要求決議を突きつけられたりと、思えば教科書も迷惑なことだが、日本の未来を担う子供達にこれ以上歪められた歴史を学ばせてはならない。一刻も早く改めるべきを改め、止まってしまった日本の刻(とき)を進めてもらいたい。

参考文献:「私の見た東京裁判」(講談社学術文庫)
冨士信男 著

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