自民党の丸山和也参院議員
「例えば、今アメリカは黒人が大統領になっているんですよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って。それでリンカーンが奴隷解放やったと、でも公民権もない何もないと。マーチン・ルーサー・キングが出てですね。公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさか、アメリカの建国あるいは当初の時代にですね黒人、奴隷がですねアメリカの大統領になるという事は考えもしない」
これに対し野党民主党を中心に、「アメリカ大統領に対する侮辱だ」「人種差別だ」などと批判を強めている。
麻生政権時にもこうやって「言葉狩り」をマスコミと共闘して国会議員を引きずり下ろそうとしている。
どこに丸山議員がオバマ大統領に対して人種差別とした箇所があったのか?
まことに事実に基づいて日本人としての感覚から自然に発言したものであろうと思う。
むしろ、オバマ大統領が米国発の黒人大統領になったにも関わらず黒人に対する偏見が無くなるどころか、至るところで黒人が絡む事件・事故を見ても決して米国社会の黒人に対する偏見が是正されていないではないか。
当初、オバマが大統領に就任した際、黒人社会の期待の夢が膨らんだであろう。
国際社会も、これを画期的な事として注視していた。
しかし、米国における黒人の権利獲得は、時の政権の経済状況に応じて良くもなり悪くもなるもので決して白人による黒人への偏見は何も変わらないのだ。
奴隷制度がなぜ廃止になったのかと言えば、決して人種差別蔑視があるわけではない。
それは、白人農家が奴隷の値段が高騰し、雇いづらくなっただけであり、リンカーンが「黒人解放」を謳った理由はただ選挙に勝つためにとなえたものだった。
その後、米国は覇権に覇権を重ね軍事大国となったのは黒人をまず前線に出し、戦線が有利と視るや後から白人がしゃしゃり出ていいどころを取り、逆に不利と視るや一目散で逃げだした汚戦史なのだ。
第一次大戦後のパリ講和会議委員会1919年(大正8年)に我が国は、外務次官幣原喜重郎は人種差別撤廃案を主張したが、ウッドロウ・ウィルソン米国大統領の全会一致を理由に否決されてしまっている。
これは、国際会議において人種差別撤廃を明確に主張した国は日本が世界で最初だったのだ。(ウィキペディアより)
このように米国は時代のながれと共に姿形が変われども黒人に対する差別問題は今もなお存在しているのだ。
我が国に目を向けると最近大阪では「ヘイトスピーチ規制法条例」が全会一致で可決されたという。
これは明らかに朝鮮人に対してのことであろう。
外国から我が国に勝ってに移り住んで居座り、権利ばかりを要求し反日とくれば「反日朝鮮人は日本から出ていけ」となるのは当然であろう。
これをちっぽけな安いっぽい正義感で「ヘイトスピーチ」とレッテルを張っている。
人種を口に出すことは最大の「差別」といった言論統制がされようとしているが、二言目には民主主義と騒ぎ立てる阿呆国会議員やマスコミ・弁護士などは、度を越えない限り、自由な言論を封殺(言葉狩り)していることこそ民主主義に反しているのではないのか?
これは、政権を批判すれば「死」が待っている支那共産党や北朝鮮とまったく同じ構図だ。
丸山議員に話を戻せば、いわゆる丸山発言を政争の具として与党への攻勢の材料としてはあまりにもバカバカしく幼稚極まりなく情けない国会議員の先生方ばかりではないか。 |