漸く、日本国としての韓国に対する外交抗議手順を経て、日本政府は、「対韓制裁」を発動しました。 規制が強化されるのは、軍事転用される恐れがある。 半導体及びパネル関連のフッ化ポリイミド、レジスト(感光材)、エッチングガス(高純度フッ化水素)の3品目で、安全保障と経済は、表裏一体である事から当然の措置と云えます。 韓国の約80%の国民が、日本を敵国と云っている国に甘えを許さず、痛みを実感して頂く事は、韓国が云う「未来志向で」の必須条件であり、日本が云う「国対国の約束を守る事が、信頼関係を醸成される」事なのです。 政府は、外為法の優遇制度の「ホワイト国」から韓国を除外、指定取り消しし、八月一日を目途に運用を始め、個別の出荷ごとに輸出許可の取得を義務づける事が決定されました。 ホワイト国は、安全保障上、日本が友好国と認める米国、英国など計二十七ヶ国があり韓国は、日本以外の国からホワイト国の指定は、されていません。 その韓国を2004年に指定した当時の政権首相は、鹿児島県の名門、鮫島家の姓を不法に名乗っていた加世田の朝鮮人部落出身の朝鮮人と小泉家との間に生まれた朝鮮人ハーフの小泉さんでした。 世界の先進国では、現在でも韓国を信頼に足りる国と認めず「ホワイト国」に指定していないにも拘らず、小泉政権は、何故忖度して競合相手の韓国の肩入れし、力を付けさせたのでしょうか。 日本の国益、日本企業を守るには、競合相手の力を削ぐ事であり、資本主義の原理原則に矛盾します。 構造改革の名の下に、米国資本に日本を売り渡す為の改革を進めた朝鮮ハーフの小泉さんは、何処の国の為の政者だったのでしょうか。 米国は、韓国に見切りを付け、在韓米軍の撤退に舵を切り、撤退の準備が始まっています。 北朝鮮のキムさんとトランプ大統領の電撃会談では、ムンさんは蚊帳の外で、年末に向けての交渉では、「北朝鮮の完全核廃棄」の交渉条件が「米軍の韓国からの完全撤退」のシナリオが描かれているのではないかと云われています。 日本の一連の輸出管理強化の背景には、安保物資の横流しに、日本も加担しているのではという嫌疑やトランプ大統領による日米安保の破棄発言などがあり、日本に踏みえを迫ったようです。 米国は、アジア並びに半島戦略にイラン核開発阻止により、ペルシャ湾・ホルムズ海峡の緊張から石油シーレーンの防衛など、日米安保の一段上の対等な日米同盟を求めていて、韓国をブラック国に指定する戦略が窺え、日本国、日本人にとっても覚悟を求められる構図が浮かびます。 WTO(世界貿易機関)の定めたルールは、どの国にも平等に適用するのが基本ですが、「ホワイト国」に指定しているのは、14%弱に過ぎず、国として信頼に価するかどうかが重要なのです。 七月十二日に韓国の産業通産省資源部の課長2人が協議目的で経産省を訪れ、日本側の徹底した「不適切事案」の説明を受けていた日に、韓国国会で親米保守派の野党自由韓国等議員が、一月~五月の関税庁の統計で日本に輸出されたエッチングガス三万九千六百二十キロが、日本財務省の貿易統計では、輸入量は百二十キロである事を指摘していて、99.7%が何処に消えたのか調査と捜査が必要とエッチングガスが行方不明になっている事を公にしています。 議員の情報源は、当然米国からで北の核武装を露骨に幇助し始めて国際社会の経済制裁を無視するムン政権は、「確信犯」で中枢部は、「民族を分断する米帝国主義と戦う」と考える、親北反米の活動家出身で固められています。 彼らにとって、米国との同盟は、唾棄(ダキ/軽蔑し嫌う事)すべきもので、ハリス駐韓米国大使の「米韓同盟が何時までもあると思うな」と公開の場で警告されても、痛くも痒くも無いむしろ米国側から米韓同盟を廃棄してくれたらしめたもので、韓国の親米派も文句は言えず、得意のローソクデモも行えません。 親北派の心の祖国である北朝鮮では、制裁による食糧難がひどくなる一方で、今やお家存亡の危機にムン政権は、六月五日に人道支援の名目で国連経由で八百万ドルの対北援助を決めています。 その北朝鮮では、国連制裁決議違反を繰り返し、着実に弾道ミサイル改良を進めているのが現状です。 米中覇権争いから、次世代通信規格「5G」は、民生部門だけでなく、軍事的にも国の死活を左右します。 画像をより素早く解析し、より素早く次の行動を決める事ができて、車の自動運転を可能にし、同時に高速で動く標的を狙うミサイルの命中精度を一気に引き上げます。 5Gを可能にする通信システム、ことに半導体分野では、米国、中国の企業と並び韓国企業が進んでいるのですが、北朝鮮への横流し疑惑で、韓国半導体生産の終わりの始まりから、中国陣営に鞍替えしつつある韓国に半導体世界のメモリー生産の半分を米国が持たせるとは、考えにくく、日本の半導体素材輸出規制強化が、七月四日から実施されたタイミングは、半導体大手の米・マイクロテクノロジー社が、米国が原爆を投下した地である広島に新工場が六月十一日完成し、次世代DRAMの生産体制が整うのを待っていたかのようなタイミングでした。 又、東芝メモリも総投資額1兆円超の新製造工場が、岩手県で来春稼動へ着々と準備が進んでいます。 米中貿易摩擦から関税引き上げ合戦で、中国向けの輸出比率が25%前後と高い韓国は、中国経済が悪化するとの懸念を反映したウォン安が止まりません。 中国経済が減速すれば、もろに打撃を受けて、通貨危機目前の1ドル=1200ウォンに迫っています。 韓国は、1997年、2008年、2011年に貿易赤字が発生するか、黒字幅が急減した際に通貨危機に直面してきています。 韓国は、1997年に米国の関係が悪化した結果、通貨危機に陥りIMF(国際通貨基金)の管理下に置かれているのですが、現在の米韓関係は、当時よりもはるかに険悪になっていて、日韓関係も慰安婦合意破棄に始まり、エセ徴用工判決、レーザー照射、天皇陛下謝罪要求、戦略物資の横流しと、これでもかと反日を煽るムン政権が通貨危機を回避する為の日韓通貨スワップ要求は、笑い話です。 2008年の韓国通貨危機の時には、七百億ドルの大型スワップを日本に締結してもらったイ・ミョンバクは、竹島に上陸したうえ、「日王は誤りに来い」と要求し、通貨スワップを「食い逃げ」しています。 信義にも劣る人物が、韓国の大統領だった事が、やはり笑い話です。 戦争に負けたのを機に体制を変革するという「敗戦革命論」者のムンさんは、経済危機をチャンスと見て関係改善に動かずに放置し、通貨危機に陥った際、「これは、米国帝国主義の陰謀である。今こそ米国から独立し、同胞の北朝鮮と手を組もう、資本主義の元凶たる財閥も解体しよう」と国民に呼びかける絶好の機会となると捉えていて、2018年十一月に「国家不渡りの日」という映画で伏線が張られています。 「米国によって、通貨危機に陥り財閥の一人勝ちの時代が始まって、庶民が今、苦しんでいる」と訴える内容で、韓国では、映画が世論を誘導する政治の道具になっています。 映画は、大ヒットしたそうで、2017年の虚構の軍艦島の映画は、エセ徴用工を強制労働と印象つける目的で作られています。 反日、反米を繰り返す韓国と米国は、六月三日に米韓連合司令部をソウルから平沢(ピョンテク)のハンフリー米軍基地に移転する事で合意し、アメリカンスクールも六十年の歴史を閉じました。 韓国を北朝鮮のミサイルから守るTHAAD(サード)基地周辺では、新北反米の市民が、道路を封鎖しているのですが、ムン政権は放置している為、米軍は空輸で基地機能を維持しているのが現状で、韓国は早く米国に去って貰いたいようです。 五月二十五日に令和の最初の国賓として、米国トランプ大統領が天皇陛下と交わり横須賀では、安倍首相と護衛空母「かが」に乗艦し、その後、ヘリで米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」に移動する姿を公開しています。 この意味は、太平洋戦争で空母「加賀」は、真珠湾攻撃に参加し、ミッドウェイ海戦で沈められ、米軍の先々代の空母「ワスプ」は、第二次ソロモン海戦で、伊十九潜水艦の雷撃を受けて炎上自沈しています。 太平洋の覇権を懸け、死に物狂いで戦った二つの海洋国家が、固く結束し、共通の敵に立ち向かう意思を表明しているのです。 米軍が、韓国から撤退すると日本の防衛線は、対馬海峡になるのです。 日本を取り巻く環境が、劇的に変わる事により、日本の防衛、安保の在り方が問われ、日本人の覚悟を試されています。 第二次世界大戦の敗戦国のドイツとイタリアは、国民を守る為の軍隊は認められたのですが、日本だけは、認められず再軍備を禁止され、日本国弱体化の為の自虐史洗脳教育を受けてきました。 では、何故日本だけが国民を守る軍隊を持たせられなかったのでしょうか。 それは、日本と戦った米国が、盛観で勇猛な日本軍に脅威を抱いたからにほかなりません。 戦争を美しい物の様に語る人物を信用してはいけない! 要注意人物だと言われています。 戦争を肯定、美化する積もりはないのですが、靖国に眠る英霊達の名誉の為に語らせてもらいます。 平成二十七年(2015年)四月九日に天皇皇后両陛下が、パラオ共和国を公式訪問され、ペリリュー島に渡られ、戦没者を慰霊なされました。 パラオ共和国が米国から独立したときに定められた国旗は、コクミンカラノ公募の「青い太平洋に浮かぶ黄色い月」が選ばれ、「太陽(日本)があってこそ月(パラオ)の輝きがある」と言う意味が込められていると云われています。 パラオの人々は、日本軍は、私達を命に代えて守ってくれたと言う感謝の気持ちと強力な米軍と戦った日本人の勇敢さと純粋さに敬意を抱いています。 1944年九月~十一月までの七十三日間パラオ諸島ペリリュー島で、日本の工房が在りました。 日本軍第十四師団歩兵、第二連隊 中川久州男(くにお)大佐率いる守備隊一万九百名に対し、米軍は、兵力約五倍、航空機二百倍、戦車十倍、重火砲百倍以上の軍事力のウイリアム・リュパータス海兵少将率いる米軍最強とうたわれていた第1海兵師団を中心に戦力差は、爆撃、艦砲射撃などを考慮すると、数百倍の火力で日本軍を圧倒していました。米軍は、日本守備隊の戦力を正確に把握していて、第一海兵師団長のウィリアム海兵少将は、「戦闘は激しいが、四日で終わる」と述べていました。 この米軍に対し、要塞化した洞窟陣地を築き、日本軍が見せた組織的な持久戦術は、米軍を苦しめ、後の硫黄島、沖縄戦へと引き継がれていくことになります。 ペリリュー島は、唯一、米軍第1海兵師団が、壊滅した戦いでもありました。 戦闘を引き継いだ米軍第八十一歩兵師団(ワイルド・キャット)のペリリュー島の戦闘報告書には、「日本守備隊は、祖国の為に全員忠実に戦死せり」と書かれ、ペリリュー島神社の石碑には、米太平洋艦隊司令長官C.W.ニミッツ氏の言葉が「諸国から訪れる旅人達よ、この島を守る為に日本軍人が如何に勇敢な愛国心を持って戦い、そして、玉砕したかを伝えられよ」と刻まれています。 ペリリュー島が「天皇の島」と云われる所以は、守備隊の奮闘に対して、昭和天皇が十一度の御嘉賞(ごかしょう)を下賜していた事から呼ばれるようになっています。 ペリリュー島民のある老人が若い頃、日本兵と仲良くなり、戦況が日本に不利になった時、「一緒に戦わせて欲しい」と守備隊長の中川大佐に進言すると「誇り高き帝国軍人が、貴様ら土人などと一緒に戦えるか!」と激昂され、「日本人は仲間だと思っていたのに見せ掛けだったのか」と裏切られた想いで皆、悔し涙を流し失意の中、船が島を離れたその時に日本兵全員が浜に走り出て来て、一緒に歌った日本の歌を歌いながら手を振り、彼らを見送りました。 先頭には、笑顔で手を振るあの隊長の姿があり、その瞬間、老人は隊長が激昂したのは、自分達を救う為だったと語ったそうです。 日本軍は、島民を巻き込まない事を徹底していたのです。 米軍上陸直前のパラオの国民学校教師の仲西氏が、妻に送った手紙には、「情勢次第に悪化し、パラオ島防護の為、昭和十九年七月七日名誉の召集令状を受く 男子の本懐えに過ぐるものなし、又、家門の誉れなり 勇躍入隊、大君の醜の御楯として米英軍を撃滅せん 戦死の報ありとても決して取り乱さざること 魂は靖国の神として永久に皇國を守る 会い度くば、靖国神社へ来れ お前の身のことについては、父とよく相談せよ 軍人の妻としての体面を保て 父母に孝養をを頼む 身体に気をつけ朗らかにくらせ ながらくのお世話ありがたう深謝する」としたためられていました。 ペリリュー島南部にある「西太平洋戦没者の碑」の目のモチーフは、靖国神社の方角を向いて建てられています。 美しい蒼海と濃緑のペリリュー島で戦死した一万人将兵は、ふるさとの両親、姉、弟、妹、愛しい妻を守る為に亡くなりました。 今に生きる私達は、彼らの志に応えているのでしょうか。 先人に託された未来を自信を持って誇れる日本国を築きたいものです。 |