平成二十七年二月十一日 橿原神宮・紀元節

紀元弐阡六百七拾伍年を祈念し、奈良県は、橿原神宮に祈念参拝しました。
紀元節は、初代神武天皇の即位された日とされ、（辛酉年春正月・庚辰朔）に由来し、明治六年、正式に定められたものです。
戦前は、日本各地で神武天皇陵の遙拝式を普通に国民によって行われてきたのですが、敗戦後、ＧＨＱの「神道指令」により天皇の祭祀が廃止され、現在に至っているのです。
未だに陛下の宮中祭儀が行われていないのが「紀元節祭」だけであります。
戦後七十年を迎え、未だ戦後体制が続いている現実は嘆かわしい限りではありませんか。
一刻も早い「戦後体制脱却」を実現さねばなりません。
我が国は建国以来、天皇と国民とが一体で世界に類のない家族国家を築き続けてこれたのですから戦後体制脱却など容易なものと考えています。
日本人にとって大切な建国の日を国民全体でお祝い出来る日が来るまで啓蒙していかなければなりません。
 二月十一日の橿原神宮は、街宣車に乗って軍歌を流しながら来るような場違いの人達だけのものでは決してありません。