次世代の党 平沼赳夫の大罪

 平成二十六年衆議院選挙は、自民、公明による与党の過半数(326)越えというほぼ選挙前の予想通りの結果となった。
投票率は、戦後最低の52.36%となり有権者の選挙への無関心が鮮明となった。

 野党に於いては、第一党の民主党が議席を微増させたものの、党首である海江田万里が落選するという醜態をさらけ出し党首を辞任する事となる。
維新の党は、ほぼ現状維持をするものの、驚くべきは、次世代の党の惨敗と共産党の大躍進である。
 党の体質問題が露出
 
   次世代の党、党首 平沼赳夫氏の政治的センスの無さは、小泉郵政解散の時から今日まで永遠と引きずっているかのごときである。
国を想う心と根っからの真面目さは、万人が認める事ではあるが、政治というものは戦術と知略そして臨機応変に対応出来る頭の柔らかさが必要である。
しかし、平沼氏にはそれが大いに欠けていたのではないかと疑念を生じざるをえない。
   まず第一に、拉致被害者家族会事務局長の増元照明氏(59)を自らが声をかけ次世代から出馬させたことである。
気持ち的には、わからぬ訳ではないが、家族会を選挙の道具として使ったことには大いに疑問が残る。
また、敗因の一つに知名度の低さと準備不足を挙げている。
これは、ただの言い訳に過ぎず、そうであるならばそれに対しての対応策があったのではないか。
なぜ維新の党と合流したにも拘わらず、政策の不一致を理由に次世代として分党したのかそもそも辻褄が合わないであろう。
政策に関しては、維新に合流する前から誰が見てもわかっていた事ではないか。
これは、有権者にとって非常に分かりずらい事だ。
 第二に、アントニオ猪木という胡散臭い男をその次世代の党に入党させたことである。
一人でも党員が増えるのは、それは悪いことではない。
しかし、今、政府は北朝鮮と拉致被害者についてぎりぎりの交渉を行っている最中である。
アントニオ猪木は、何十回も北朝鮮へ渡航しているが、何か一つでも拉致被害者について努力してきたのか、国民は彼のパフォーマンスにただただ辟易していただけのことである。
次世代の党に落胆した有権者は相当数いるはずである。
 第三に、次世代の党に所属している若手議員を何の策も無く失ったことである。
非常に愛国心のある優秀な若手がそろっていたことだけは、まぎれも無い事実だろう。
世界が混迷している今、日本に必要なのはこのような国を想う若い議員であったはずだ。
共産党が大躍進したのは、非常にわかりやすい。
 国民は民主党政権の三年半を失望していた。
自民党、安倍政権に賛同しない有権者は民主党ではなく共産党に入れただけのことだ。
それ以外の何ものでもない。
共産党はいくら頑張ろうとこれが限度なのだ。
しかし、次世代はその意味では全く違うだろう。
はっきり言えば、何の戦略もたてられなかった党首以下幹部達の無能だろう。
 敗者に鞭打つような文章で頑張った方々には、誠に恐縮ではあるが敢えて言わなければならない。
それは今後、次世代の党の建て直しを計るに於いて、又、前途有望な若手議員を国会の場に送り出す為にも、平沼赳夫氏、以下幹部諸兄には党の運営は言うまでも無く、先を見据えた戦略をたて、その知恵を若手に引継ぎ思想の転換を計って頂きたい。
今後の日本にとって、次世代の党は唯一必要な党であるからだ。

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