未来産業において世界の旗手となる日本

南鳥島の排他的経済水域で希土泥(レアアースを含む)を発見。

東大大学院工学系研究家 加藤泰浩教授の研究チームは、フランス領タヒチの海底に希土泥が存在することを、昨年7月、英国の科学雑誌『ネイチャー・ジオサイエンス』に発表した。
この研究チームは、5年ほど前、実は南鳥島沖に膨大な量の希土泥があることを突き止めていたのである。
加藤氏らの研究チームは、そのことを経済産業省に報告し、調査開発を強く働きかけていた。
しかし当時の経産省はこれを、全く無視したのである。
加藤氏らは、シナのレアアース等の独占に危惧を抱き、思案した結果民間の企業に支援を強く要請した。
そして、三井海洋開発、等の資金援助を得ることとなりようやくにして、南鳥島沖の海底探査を進めることとなったのである。
その結果、非常に高品質な泥であることがわっかった。
シナの鉱床より数倍も良質である事も判明した。
埋蔵量は日本の年間使用量の200年分相当と報じられているが、この研究チームではおそらく、その何十倍・何百倍もの量に上るという。
今日まで世界の希土類のほぼ90%近くを独占してきたシナは、尖閣漁船衝突事件のおりもレアアースの輸出を禁止し、日本を恫喝した経緯がある。
レアアースは、工業立国日本にとって絶対不可欠の資源であり、そのシナの薄汚い手法で、それと引き換えにどれだけの、日本の先進技術が流出せざるを得なかったか、日本の企業は忘れてはいない。
シナの傍若無人の振る舞いを、断固として退ける、千載一隅の機会であり、日本政府は、これを一大国家プロジェクトとして取り組み、未来の輝かしい日本のあるべき姿を構築しなければならないだろう。

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