日本の教育 心の持ち方 人間学②

 昔の教育は、教師に威厳があり、良い巡り合いがあり、それなりに尊敬できる先生がたくさん居られた実々も多々あったのですが、ところが今は、ノイローゼになったり、場合によっては自殺してしまう先生が増えている。
少なくても教師を天職と思えない教師が、全国的に増えてきたのは確かです。
モンスターペアレントやマスコミの過剰報道もその一因なのでしょうが、実に難しい時代になってきたと思う。
 日本人が古来踏襲してきた倫理道徳がいま、瓦解状態である。
その中でも教育も又のっぴきならぬところまで、追い込まれているのは間違いないのです。
日本は敗戦によって、それまで何千年と培ってきた伝統を全部捨ててしまったのです。
そして、皆が良かろうと考える正反対の思想にしがみついた結果、いろいろな問題が起きてきたのです。
明治維新の頃の日本人が持っていた志氣や向上心も若者の間から消えてしまったのである。
ここまで来たら、小手先の教育改革ではどうしようもない根本から人を育てる・国を創る人材を育成するという視点に立脚し直さなくては、日本の未来は暗澹たるものになる。
今こそ日本は、本気で人を育てる教育が必要だと思う。
世のため人のために尽くす高い志を持った人を育てる理念がすべて基本なのです。
 戦後自由主義、個人主義を取り入れて教育の現場でも戦前の一切を否定してきました。
それによって私たち日本人が受け継いできた価値観までも学校で子供に伝えることが出来なくなりました。
その結果、利己主義が蔓延して自分さえ良ければいいという意識が大人にも子供にも根付いてしまったのである。
教育は、国の根幹を成すものです。
このままの道徳観や倫理観なき教育をしていたら優れた人格を備えた人材は生まれないのです。
それは即ち、日本の将来が危ういということです。
ならばこの流れを本気になって食い止め、正しい道へ向けなければならないのである。
日本の子供達が人の顔色ばかり伺っているし、気がかりである。
そして、人間的に強さが失われて学力も著しく低下してくる。
夢や理想を語る大人が少なくなったからか子供らしい大きな夢を語る子が少ないが、よければ良いという風潮があまりにも強くなってきている。
このままでは、本当に日本の将来が危うい。
日本国民は、危機感を持たなければいけない時が来ているのである。
強い意思・誠意を持つ時であると思える。
熱意や勇気・行動力こそ日本の未来の確率と構築の時なのです。
今こそ、国民総意の力が必要なのです。
 我々も心より日本の平和と日本国民が安心して、生活が出来る様に願うと共に教育こそが明日の日本国の生まれ変わりかも知れない事を祈りたい。
日本の指導者の率先垂範にありと考える。
自らが率先して、日本の明日を考えなければいけない。
国の宝である子供達により良き教育を育んで、忍耐強く教育問題に取り組むことが明日の日本の繁栄に繋がる事を国民が悟る事が肝要である。
今、この時がチャンスである。
日本の教育に心血を注ぐ時である。(日本国よ万歳)
カテゴリー: 最新投稿記事 パーマリンク