焼肉や店主の主張 其の二十一

コロナ禍の国難にあたり、異常行動を取る愛知県大村知事は、県民を守る意志が欠落、欠如している事が露になっています。
それは、新コロ禍により、職を失い生活貧窮者になってしまった人達の支援を厚くせず、アーティスト支援として、6億円規模の支援策を発表したり、ヘイト作品を展示した「あいちトリエンナーレ2019」の負担金不支出を決めた名古屋市を提訴する方針を決めるなど、知事能力がない人物が、愛知県知事の椅子にしがみついている事から、信じられない新コロ感染者の氏名及び個人情報を県のウェブサイトに掲載する失態を曝け出しています。
愛知県では、大村禍が、猛威を振るっている事からも県民の生命、生活を守れる人物に県政を委ねるべく、一日も早い大村知事の退陣が望まれます。
東京都では、医療現場の防護服不足問題から都議会の追及で、中国に防護服33万6000着が、送られていた事が明らかになっています。
都の福祉保険局は、「約200万着の備蓄がある」と説明しているのですが、都内の医療機関、保健所への医療従事者向けの防護服の供給は、2万着に止まっている不可解さ、200万着の備蓄は、本当にあるのでしょうか。
中国への支援を時系列に追うと、

  •  1月28日に東京都の判断で、2万1000着の防護服を送る。
  • 2月7日、自民党二階幹事長から要請で10万着を中国が用意してチャーター機で送る。
  • 2月13日、外務省からの要請で、5000着送る。
  • 2月14日、北京の清華大学からの依頼で、1万着送る。
  • 2月18日、3回に分けて、羽田、成田から北京に20万着おくる。

都福祉保険局長は、誰がどういう経緯で依頼があったか、はっきりと答えていません。
何にせよ、緊急事態宣言が出されている事から、知事さんには、指揮能力を十分に発揮して頂き、中小企業の倒産を防ぎ、雇用を守り、新コロ禍から生命を守る政策を願うばかりです。
新コロ関連で、興味深い最新ネット記事があったので紹介します。
京都大学大学院医学研究科の上久保特定教授と吉備国際大学(岡山県)の高橋教授らの研究グループが、「日本では、すでに新コロウイルスに対する集団免疫が確立されている」との仮説を発表しています。
国別死者数と100万人当たりの人口比は、5月8日現在、

スペイン 26,070人 555.5
イタリア 29,990人 494.4
英国 30,689人 461.9
フランス 25,990人 388
米国 75,670人 230.9
ドイツ  7,392人 88.9
韓国 256人 
日本 577人  4.6

日本の新コロ対策は、「PCR検査が少ない」「自粛処置が甘い」などの批判がありますが、欧米諸国に比べて、日本の死者数や死亡率が桁違いに少ないのは、厳然たる事実です。
この謎について、上久保教授は、「新型コロナウイルスは、感染力や毒性の異なる3つの型のウイルスがあり、S型、K型、G型の拡散時期が重症化に影響していて、日本は、入国制限が遅れた事が、結果的に奏功したそうです。
京大の研究チームは、新コロに感染した場合、インフルエンザに感染しないと言う「ウイルス干渉」に着目し、通常では、感知されない「S型」と「K型」の感染の検出に成功しました。
S型は、昨年10月~12月時点で広がり、K型が日本に侵入したピークは、今年1月13日の第3週目で、やや遅れて武漢発の「G型」と上海で変異した「G型」が欧米に拡散しました。
武漢氏が閉鎖されたのが1月23日、イタリアは、2月1日に直行便を停止、米国は2月2日に入国を認めない処置を実施、日本は、全面的な入国制限を強化したのは、3月9日で、昨年11月~2月末の間に184万人以上の中国人が来日していました。
この事から日本では、3月9日までの期間にK型が広がり、集団免疫を獲得する事ができたそうです。
S型へのTリンパ球の細胞性免疫には、ウイルス感染を予防する能力はないそうで、K型への細胞性免疫には、感染予防能力があるそうです。
平たく言えば、S型に対する抗体によるADE(抗体依存性増強)とK型へのTリンパ球細胞免疫による感染予防が起きるので、欧米が早い段階で入国制限をした事により、K型の流行を防いだ為、感染力や毒性が強いG型が入り重症化が進んだと言えるそうです。
日本では、4月に入って感染者が急増した説明は、3月20日~22日の連休に欧米からG型が侵入し、4月上旬までの第2波を生んだと考えらると述べています。
現状の日本の感染者数は、減少傾向だが病院内で隔離されている患者には、集団免疫が成立していない為、病院内感染の懸念があり、高齢者や妊婦などは、K型に感染しても感染予防免疫ができにくい場合があるそうです。
京大の上久保教授は、「日本の入国制限の遅れを問題視する声もあったが、結果的に早期に制限をかけず、ワクチンと同様の働きをする弱いウイルスを入れておく期間も必要だったと言える」と総括しています。
以上の事からも、早期の抗原、抗体検査が望まれています。

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