米国に見る同性婚問題

  6月26日、アメリカ合衆国最高裁判所(アメリカ連邦最高裁判所)は、同性婚の是非をめぐる裁判で、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。
アメリカでは州によって法律が異なるため、これまでは同性婚を認める州と違法とする州が混在していたが、今後州が同性婚を禁じる法律はすべて違憲となる。
  オバマは大統領就任当初、同性愛結婚についての立場を問われ、「結婚は一人の男と一人の女の間に結ばれるものだと信じている。
一人のキリスト教徒として、それは神に関わる聖なるものだ」と言っていたのだが、一転して、オバマはこの判決に対して「米国にとっての勝利だ」と言ったのだから恐れ入る変わり身である。
これは、オバマが同性愛結婚の容認世論が短期間に急上昇したことを背景にした、政治的意図を企む戦略であろう。
資金面でも米国民主党に対する献金が増大している。
小口献金を束ねて米国民主党に50万ドル以上の献金をした支援者の6分の1は、自分がゲイであることを公表している人々である。
  ゲイやレズビアンの団体は、オバマの資金集めパーティーで、常連の受け入れグループでもあるのだ。
キリスト教では、同性愛は禁じられているそうだが、宗教や倫理的問題というよりも、人権問題として捉えられるようになった。
我が国でもLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)問題で東京の渋谷区では条例によりLGBT差別禁止法が可決になったばかりだ。
やがて国内でも隠れ同性婚容認者が徐徐に声を挙げていくことになるであろう。
   同性婚は文明社会の基盤を根底から崩すものであり、断じて許してはならない。
そんな中、潘基文国連事務総長は、同性愛者の権利促進に貢献したという理由でハーヴェイ・ミルク勲章を受賞したという。
この勲章は米政治家で同性愛者の活動家だった故ハーヴェイ・ミルク氏の遺族が創設したもので、同性愛者運動に寄与した人物に贈られる賞だ。
潘は米サンフランシスコ市庁舎で「ミルク勲章」受賞演説をしている。
つまり、潘は同性婚の支持者だということを内外に明らかにしたのだ。
   国連は、193カ国の加盟国から構成されている。
その事務局のトップ、国連事務総長が同性婚を率先して支持することはその立場上許されてよいのだろうか。
米連邦最高裁判所は合憲と判断したが、あくまでも米国内の判決であり世界には同性婚を公認しない国も多数存在する。
国連憲章第100条1を指摘するまでもなく、国連事務総長はその職務履行では中立性が求められている。
元から中立性など皆無な朝鮮男が国連事務総長などをやらせている国連も問題だ。
しかも、加盟国間で意見が一致しない同性愛問題で国連事務総長が率先して同性愛者支持の姿勢を示すことはその職務上、アウトであろう。
同性婚問題はその家庭観、人生観、世界観まで網羅しているのだ。

 

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